「フィルミーノがピンチ?」ジョタとチアゴの加入でスタメン落ちか

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サッカー

リヴァプールに加入後、驚異的なスピードでゴールを量産するディオゴ・ジョタが、フィルミーノに取って代わる選手になりつつあり、サラー、マネ、フィルミーノの3トップの牙城が崩れ始めているように思える。ジョタの加入により、従来まで絶対的であった序列の入れ替えが発生しようとしているのだ。

クロップ監督の起用法を考慮すると、既にジョタはサッカー日本代表の南野拓実より序列が上だと判断できる。フィルミーノに関しては、スタメンとしての地位が危うくなっている。確かに、ジョタとフィルミーノのプレースタイルは異なるため、フィルミーノは依然として必要な選手と言えようが、ジョタと共に今季リヴァプールに加入したチアゴ・アルカンタラが、フィルミーノの役割を完全かつ高精度で再現することができるため、フィルミーノが絶対的な存在でなくなる可能性が高い。

攻撃が停滞するとフィルミーノは中盤に下がり相手ディフェンスの崩しに参加する。つまり、中盤と前線の繋ぎ役として振る舞うというわけだ。チアゴはバイエルン時代、中盤の底でプレーしてたが、リヴァプールではもう少し高い位置を取り、より攻撃的な役割を与えれば、チームに流動性がもたらされるだろう。そうなれば、フィルミーノではなく、ジョタをスタメン起用するという選択肢が生まれる。

「ジョタとフィルミーノを比較するのはナンセンスだ。」との声もあるが、両者が同じFWである以上、彼らの特徴を踏まえつつ、どちらの起用がより賢明であるか検討する必要がある。バルセロナ時代のシャビのようにも、イニエスタのようにも振る舞う、そのスペイン代表選手の存在を考えれば、ジョタをスタメン起用する方が妥当だろう。

2020-2021プレミアリーグ第7節の対ウェストハム戦で、ジョタがシャキリのパスを受け決勝点を挙げたシーンを想起すれば分かる通り、彼のオフザボールの動きの質は極めて高い。そのため、優秀な出し手がいればジョタの特徴は必ず活かされる。

この場合、相手の股を通すアイデアと高いパス技術を備えたシャキリが出し手としてゴールを演出した。受け手と出し手の質の高さがこのようなゴールを生んだのだ。そして、これと同じようなことはチアゴにも可能だ。優秀な出し手が加わることでチームは一変する。ブルーノ・フェルナンデスの加入で、マンチェスター・ユナイテッドが劇的に変化した例や、ハメス・ロドリゲスがエヴァートンにアクセントを付けた例を想像すれば分かり易いだろう。

これまでリヴァプールは両サイドバックの質の高いボールを頼りに得点を量産してきたが、ここにブルーノやハメスのような天才肌のMFが加われば、リヴァプールはもう一段階上のステージに上がることができる。

周りに活かされるタイプのジョタを起用するか、周りを活かすタイプのフィルミーノを起用するかについては、チアゴの起用法に依存する形となるが、ファビーニョが中盤の底でプレーするなら、チアゴはもう少し高い位置でプレーすることになるだろう。

また、ファビーニョとチアゴのダブルボランチシステムを採用し、フィルミーノをトップ下で起用するという選択もある。私としては、4-2-3-1ではなく4-3-3のフォーメーションを採用すべきだと思う。今後のクロップ監督が採用するシステムやそこに当てはめる選手に注目が集まるだろう。

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