AIによって死生観が変わる?紅白歌合戦の試みの重要性

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紅白歌合戦の試み

昨年の紅白歌合戦で、AIを使って美空ひばりさんの容姿と声を再現しましたが、今後もこのようなケースが個人レベルでもできるようになり、死生観が変わる可能性があります。例えば、亡くなる前に、その人の声を録音し、様々な角度から写真を撮り、さらに脳のデータをAIに学習させれば、亡くなられた方と瓜二つの存在を作ることができるのです。その意味で「死ねない時代」になるかもしれません。

これに関しては賛否両論、様々な意見がありました。美空ひばりさんと親しかった方は、美空ひばりさんを侮辱していると捉えて、強い嫌悪感を示していました。そしてある方は、映像のクラリティの悪さを指摘しています。一方でビートたけしさんと指原莉乃さんは、AI美空ひばりに感動していました。

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神が人間を作る

キリスト教では「人というのは、神が作ったもの」という考え方があります。つまり「人の手によって作られた人格は、人であると認めない」ということです。人格や意識を再現する行為はキリスト教徒にとって不遜なのです。

哲学になりますが、否定論者は「神を作ったのは人であり、その逆ではない」と主張しています。弱くて何もできない人が何でもできる神を創造したということです。難しく言えば、神は『観念の産物』というわけです。こんな感じで否定論者は、神の実在を否定しています。

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法律的にどうなのか

ある弁護士は故人の名誉やプライバシーを侵害しない場合、美空ひばりさんのAIによる再現は法的に問題ないと言っています。紅白歌合戦の試みが死者の再現に関する議論を進めるきっかけにもなったはずです。

ですが、死者を蘇らせるのはそこまで問題でしょうか。もしAI美空ひばりさんに違和感や嫌悪感を覚えたなら、番組を変えるなりテレビを消すなり、何らかの対応を視聴者が取ればいいはずです。それに過去の天才たちを蘇らせるのは興味深いことだと思います。例えば、レオナルド・ダ・ヴィンチのような天才がこのAI時代に、何を生み出すのか興味あると思います。

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なぜロボットに気持ちの悪さを感じるのか

下のグラフを見ていただければ分かりますが、ロボットの顔が人間の顔に近づくにつれて、親しみやすさが上昇しますが、ある地点まで行けば気持ちの悪さを感じ下落し、その後再び上昇しています。これは『不気味の谷現象』といった人間の感情に関する仮説です。

そしてこの研究を行った教授によれば、『不気味の谷現象』の効果には個人差があるとされており、全ての人に好かれるロボットは存在しないと主張しています。人によって感じ方が違うのです。

今回、美空ひばりさんの姿はホログラムで再現されたのことですが、ロボットと同様に気持ちの悪さを感じとった方がおられると思います。ですが、このホログラム技術には目を見張るものがあります。現在は映画の中の世界が現実になる過程にあり、今回の試みは、現在のAI技術やホログラム技術の進捗具合を示すという意味でも、非常に重要なことです。これらの技術が人々を感動させるために使われることを期待します。

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