久保建英の東京五輪参加はデメリットしかない?メリットはあるのか

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サッカー

東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長の不適切発言や、クリエーティブディレクターの佐々木宏氏の渡辺直美さんへの容姿侮辱発言が問題となり、何とも情けない話題が世界を駆け巡っているが、日本ではオリンピックの聖火リレーが先月の25日にスタートし、五輪開催に向け準備を進めている。

IOC(国際オリンピック委員会)の会長選挙で、トーマス・バッハ氏の再選が決まり、同氏は「現時点で、開会式が7月23日に催されることを疑う理由はまったくない」と、五輪開催の意気込みを述べた。また、バッハ会長は無観客開催の可能性についても言及した。

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久保建英の先行きの不透明性

さて、本題に戻そう。久保建英の東京五輪出場の是非について話したいと思う。ここからは久保建英が東京五輪に参加することを前提に話を進める。

久保本人の意思を尊重するのは当然だが、久保自身の置かれている状況を考えれば、五輪に出ている時間など微塵もない。

久保は夏に移籍したビジャレアルで十分な出場機会を得られず、冬にヘタフェに移籍。そこでも、スタメンを確保することができず苦しんでいる。

筆者の推測になるが、今頃、保有元のレアル・マドリードは久保の移籍先探しに奔走していることだろう。仮に、久保の新天地への移動が決まれば、五輪に出場せずそのクラブの練習に参加し、監督に自身のコンディションをアピールしなければならない。

したがって、久保建英の先行きが不透明な今、五輪に参加している時間はない。しかし、本人が出場すると決めたなら、それを尊重しなければならない。

フランス代表の神童キリアン・エムバペの東京五輪不参加が決定したと、スペイン紙アスが報じた。その理由は今後の去就について考えるため、だそうだ。

とは言え、信憑性に乏しいアスが報じたことを考えると、そのニュースを額面通り受け取る必要はない。

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五輪とラ・リーガの日程と移籍市場

2020東京オリンピック、サッカー競技の開始は、2021年7月21になっている。終了は8月7日で、2週間と3日をかけて試合を終わらせる予定だ。

ラ・リーガの開幕日程は未定だが、先日発表されたプレミアリーグの開幕日程は、従来通りの2021年8月14日の週である。このことを考慮に入れると、ラ・リーガも同様に開幕戦は14日の週になる可能性が高い。

このようにサッカー競技終了から、ラ・リーガ開幕までの時間は一週間程しかない。久保建英はまだ若いとは言え、十分な休養を取らなければ怪我のリスクが高まる。3週間程度の夏季休暇は必要である。

そうなれば、開幕戦に間に合わないどころか、チーム練習に参加することができず、新たなチームメイトと意思統一する時間、連携を確かめる時間がなくなってしまう。

また、東京五輪サッカー競技の開催期間と、夏の移籍期間が時期的に重なってしまうため、久保建英は移籍先を考える時間を設けることができない。どのようにして新天地を決めるのか、疑問が残る。

仮に、五輪の影響でヘタフェ残留が決まれば、冬に移籍するとしても、半年を棒に振ることになる。これはあってはならない。

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怪我のリスク

五輪が終わればクラブ側は彼に数週間の休暇を与えるだろう。そのため、休養不足による怪我のリスクに関しては心配する必要はない。日本人として、久保のプレーを見たい気持ちもあるが、ここは彼のコンディション管理を徹底してほしいところだ。

日本代表が優勝トロフィーを掲げるには、最大で6試合を戦わなければならない。中2日で戦うことになる。さらに、この厳しい日程を僅か18人で消化する必要がある。筋肉系のトラブルを招くリスクが非常に高い。

そこで重要なのはターンオーバー制である。これは選手の疲労や日程を考えて先発メンバーを入れ替えることを意味する。

しかし、久保建英が五輪に参加するなら、彼をメンバーから外すわけにはいかない。これはアルゼンチン代表のスタメンからメッシを外すことに等しい。

また、久保建英は血気溢れるディフェンダーの恰好の的になる可能性がある。久保の名前は世界中に知れ渡っているが、そうでない選手もいる。そんな久保を完封すれば、その選手の評価が上がる。

ステップアップを狙うディフェンダーにとって、ラ・リーガでメッシに次ぐドリブル成功数を記録した久保建英ほど良い相手はいない。彼らはあらゆる方法で、久保のドリブルを阻止しようとするだろう。

久保建英は倒れ方や力の逃し方が上手く、怪我を回避することができるとは思うが、負傷の可能性を完全に否定することはできない。

久保建英の先行きの不透明さや、ラ・リーガと五輪の日程、怪我のリスクを考えると、久保建英の東京五輪参加はデメリットに埋め尽くされてしまう。

しかし、メリットは一つだけある。それは優勝できたらの話だが。優勝すれば歴史に名を刻むことができる。かつてメッシが北京五輪の時に成し遂げたように。準優勝国やそれ以下の順位の国は記憶に残っても、記録に残ることはない。

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