久保建英の強みと弱点を徹底考察!

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久保建英の強みと弱点

2021シーズンのラ・リーガ・サンタンデール第16節、ビジャレアル対レバンテの一戦で、久保建英はビジャレアル加入後、初めてのベンチ外となった。試合後ビジャレアルのウナイ・エメリ監督は、久保が退団を望んでいる旨をメディアに明言したことから、久保が冬のマーケットでスペイン国内のクラブチームに移籍することが現実味を帯びてきた。

エメリ監督は久保がゴールやアシストなど数字に見える結果を出せないでいること以上に、サイドでの彼の守備における献身性や強度の低さを問題視しているように思える。久保とポジション争いをしていたサムエル・チュクウェゼの序列が下がったことから、そのことが窺える。試合を観ていると、久保の一列前でプレーしているジェラール・モレノの方が、守備的コミットメントが高いように感じる。恐らくこのような久保の弱点をエメリ監督は嫌い、久保の起用を断念したのだろう。

また、久保は攻撃面でもスペイン代表経験のあるモレノとの違いを出せていない。そのため、トップ下での彼の起用も難しい。エメリ監督が久保に出番を与えないのは当然の処遇である。現状、久保にできることはモレノもできてしまう、それも高精度に。モレノの存在が久保のビジャレアルにおける存在価値の低下を招くというわけだ。

サッカー日本代表の森保一監督が守備意識の低い久保をスタメン起用しないことも頷ける。久保にとって最も重要なのは、弱点である守備的強度及びその献身性を高めることである。さらに、1試合フルで走り切れるスタミナをつけることも重要である。

久保の強みがドリブルであることは言わずもがな。足元のテクニックはもちろん、緩急をつけてタイミングを外すプレーが非常に巧い。敵を引き付けては、簡単にいなしてしまう。マジョルカでプレーしていた時は、押し込まれる展開が多かったため、カウンター時には相手エリアに広大なスペースが生まれる。状況判断の良い久保はそのスペースを有効に使っていた。久保は以前インタビューで「相手サイドバックの選手とセンターバックの選手との距離が十分開いていたら、ドリブルを仕掛ける」と語っていた。しかし、ビジャレアルでプレーする時はボールポゼッションが多くなる。引いて守る相手を攻略するのは簡単なことではない。バルセロナでさえ相手にスペースを埋められた状況を打開することに苦労を強いられている。そういった展開になると、久保の良さであるドリブルは消されてしまう。

2020-2021シーズン第13節ベティス戦で、久保がバックヒールパスでチャンスを創出したシーンを覚えているだろうか。あの時、久保は敵二人に挟まれ、ドリブルが阻止されそうになっていた。カットインは不可能だと悟った久保は、咄嗟に味方DFガスパールへのパスに切り替えた(のだろうと予想できる。)これは適切な状況判断能力とテクニックを備えていないとできないプレーである。久保の強みが出たシーンだ。このようにドリブルが封じられても味方との連携で、相手守備を打開することは可能だ。久保を信じて裏抜けする選手が増えると、久保のプレー選択の幅が広がっていくだろう。(3分20秒〜)

【ベティス×ビジャレアル|ハイライト】久保建英が今季2度目のスタメン出場…ビジャレアルは後半に追いつかれてドロー|ラ・リーガ 第12節 | 2020-21

まとめると、久保の弱点は守備である。このことに関しては、多くのフットボールファンも気づいていることだろう。パスコースを消しながらプレスをかけるといったインテリジェンスはあるものの、献身性や強度の低さが目立ってしまう。守備の強度を高めることが久保の課題である。

そして、久保の強みはドリブルと状況判断の良さである。サッカーIQの高さとテクニックに関しては世界最高峰のものだ。ベティス戦で見せたプレーが増えることを願う。本田圭佑は久保がマジョルカへの移籍を決めた昨年に「久保さんはレアルに残ってプレーすべき。巧いチームでする方が彼の良さが活きる。下位や中位のチームでは、守備に追われ良さが消える。」と語っていた。

ビジャレアルは強いチームだが、守備を重要視するエメリの下では久保の弱点ばかりが目立ってしまう。そこでは自分を犠牲にしてチームに貢献することが求められている。

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