【子育て中の方必見】令和ではSTEAM教育が必須!デザイン思考の重要性

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STEAMとは何か

STEAM(スティーム)とはS(Science 科学)、T(Technology 技術)、E(Engineering 工学)、A(Art アート)、M(Mathematics 数学)の頭文字を取った造語です。

以前、2000年頃はSTEM(ステム)教育と呼ばれていました。これは理系科目のスキル向上を目的とした教育方法です。ここにA(アート)が加わり、STEAMになりました。

A(アート)には美術や芸術だけでなく、音楽や映画、文学、哲学なども含まれます。STEM教育からSTEAM教育になり、理系科目に偏らず、文系科目のスキルも身につける教育方法になりました。

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なぜA(アート)が重要なのか

STEMにAが加わった背景に、GoogleやFacebookなどアメリカのIT(Information Technology)大手による、アートやデザイン系企業の買収があります。つまり、IT企業がデザイン系の企業を次々に買収したのです。ITの「T」はSTEAMの「T」に当たります。

ビジネス界では、これまで「論理的思考」や「批判的思考」が重要視されてきましたが、これら20世紀の思考法が限界を迎えたため「デザイン思考」が注目され始めました。今ビジネスの世界では、新たな発想や革新的なアイデアを生む人材が求められています。

「論理的思考」とは、“客観的”に物事の因果関係を順序立てて、説得力を持たせ説明することです。

「批判的思考」とは、物事をそのまま受け取るのではなく、”客観的“な視点を持って「本当にそうだろうか?」と疑問を投げかけることです。この「疑問」が「批判」に当たります。

「デザイン思考」とは、論理ではなく、自分の直感や”主観”をもとに、新たな発想や革新的なアイデアを生む手法です。

機能性や品質だけでは、モノが売れなくなってきています。そのため、それに加えて、オシャレな製品を作る必要があるのです。無印良品が好まれているのは、シンプルかつ高品質だからです。シンプルな見た目と使いやすさを備えるiPhoneと同じです。

例えば、ある問題を解いた時、問題を解いた全員が論理的な人であれば、全員が同じ答えを導き出すことができます。と言うことは、行き着く答えは最終的に全員同じなわけですから、他人と差別化できません。

ですが、犬の絵を描くよう指示した場合、全員が同じ犬を描くとは限りません。チワワを描く人もいれば、トイプードルを描く人もいます。十人十色というわけです。

今を15年前とし、携帯電話を描くよう指示した時、ほぼ全員がガラケーを描くと思います。ですが、スティーブ・ジョブズ氏はガラケーではなくiPhoneを描いたのです。

スティーブ・ジョブズ氏が成功を収めたのは、意識的か無意識的か分かりませんが、「デザイン思考」を実践していたからです。「デザイン思考」は他人と、他の商品との差別化を図る上で、非常に重要になってきます。

これが、A(アート)が重要になってきている理由です。もう一度確認しておきます。「デザイン思考」とは、新たな発想や革新的なアイデアをもたらす思考法です。そして「デザイン思考」はSTEAMの「A(アート)」の部分に当たります。

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シンプル・イズ・ベスト

スティーブ・ジョブズ氏はシンプルなデザインを好み、今世界中で使用されているiPhoneを生み出したのです。彼は「シンプルにするのは複雑にするより難しい。シンプルなものを作るには、思考もスッキリさせる大変な努力が必要なんだ。」と述べています。

レオナルド・ダ・ヴィンチは「洗練を突き詰めるとシンプルになる。」と語っています。

アインシュタインは「あらゆるものはこれ以上できないところまで、可能な限りシンプルに作られるべきである。」と発言しています。

三人の天才たちはシンプルであることの重要性を語っています。つまり、「シンプル・イズ・ベスト」というわけです。

スティーブ・ジョブズ氏はシンプルなものを作るには、思考をスッキリさせる必要があると語っています。つまり、「論理的思考」ではなく「デザイン思考」をするべきだということです。

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IT社会に必要な人材とは

産業革命が起きる度に、求められる能力が変化しました。狩猟社会では、多くの動物を捕まえられる、身体能力に優れた人が重宝されてきました。身体能力は現在もスポーツ界では重要です。

農耕社会に移行した後は、規律のある集団生活を営める人材が求められてきました。今も一定の規律が必要な場所があります。

工業社会では、精緻な作業をミスすることなくこなせる人材が重要でした。現在もそういった細かい作業が重要な職業があります。

IT社会に必要な人材とは、プログラミングやデータサイエンスの知識だけを持っている人ではありません。それらの能力に加え、「アート的な発想」や「デザイン思考」を持っている人です。つまり、プログラミング能力と「デザイン思考」の両方を持つ人材、STEAM人材が求められているということです。

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「デザイン思考」以外に必要なこと

「デザイン思考」ができることはもちろんですが、それ以外にも「人を大切にすること」や「諦めないこと」が重要です。

スティーブ・ジョブズ氏がiPhoneという画期的な製品を生み出したわけですが、これはiPhone使用者のことを考えたから誕生したのです。

つまり、彼は「人を大切にした」からこそ、iPhoneをシンプルなデザインにしたということです。iPhoneは使用者にとって、非常に使いやすいシンプルやデザインになっています。

彼は「シンプルにするのは複雑にするより難しい」と述べています。そういった難しいものを作る時は、何度も失敗をします。試行錯誤を重ね、やっとの思いで完成したのがiPhoneです。

その上で必要になってくるのが「諦めないこと」です。難しい課題に直面しても諦めなかったからこそ、iPhoneを生み出すことができたのです。

「デザイン思考」、「人を大切にすること」、「諦めないこと」がSTEAM人材に必要なことです。

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直感の重要性

「デザイン思考」とは論理ではなく直感を基にしたものですが、何かを発見する上で、直感が重要になってきます。数学者のアンリ・ポアンカレ氏は「証明は論理によって、発言は直感によって」と述べました。

この発見が何かを作る動機になるのです。「なぜ作るのか」、「何を作るのか」、「どう作るのか」の最初の部分です。つまり「なぜ作るのか」です。

例えば、直感的にガラケーが使いにくいのであれば、「なぜ作るのか」の部分は「ガラケーが使いにくいから」になります。次に「iPhoneを作る」になり、「高性能かつシンプルに作る」になります。

さらに、視覚や触覚などの五官を使って、何かに気づいたり、発見したりすることも「デザイン思考」の一つです。

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STEAM教育の特徴

教育の主体は先生ではなく生徒です。生徒全員が椅子に座り、黒板を見て学習するのではなく、外に出たり、動物の世話をしたり、自らが育てた野菜で料理をしたりします。

動物の匂い(嗅覚)や触り心地(触覚)、鳴き声(聴覚)など色々な情報が五官を通して入ってきます。座学ではできないことです。

つまり生徒が主体となって、教室を飛び出し体験的に学びを得るのです。動物の世話をすることによって、命の大切さを学び、野菜を育て食べることで、農家さんへの感謝の気持ちを抱いたりします。

学習方法は知識を身につけるなど、暗記重視型の方法を取るのではなく、生徒自らが問題を発見し、問題を解決するという、学習方法です。つまり「アクティブ・ラーニング」です。

まとめますと、STEAM教育とは生徒が主体となり、自らが問題発見・問題解決をする能力を育てることです。その結果、社会を変えることのできる人材が育成されます。

まとめ


日本にもSTEAM教育を実践している場があります。自分の子供を一度通わせてみてはどうでしょうか。GoogleやFacebookなどの超大企業は「デザイン思考」を持つ人材を求めています。


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