リヴァプールのクロップ監督を好きにならざるを得ない理由!政治や宗教的なことまで

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サッカー
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コロナウイルスについて

リヴァプールのユルゲン・クロップ監督がフットボール以外に関する意見を求められた時、意見を言うことに躊躇せず持論を述べてきました。最近ではコロナウイルスに関する自身の見解を示しました。

クロップ監督は「非常に深刻なことは人生において嫌いなことだ。フットボールの監督の意見は重要だ。私はそれ(コロナウイルス)を理解していない。本当に分からない。」

「我々は適切な方法で何かを語らなければならない。知識のない人は、知識のある人が語るべきことを、私が語るのを好んでいる。私は政治やコロナウイルスを理解していない。なぜ私がそんなことをしないといけないのか?」

「私は野球帽子を被り、不格好なヒゲを生やしている。あなたと同じくらい(コロナウイルスを)心配している。あなたがどれほど心配しているのか正確には分からないが、私の意見は本当に重要なものではない。」

「私は地球上に暮らしていて、地球が安全で、健全で、全ての人がベストな状態にいることを望んでいる。たが、コロナに関する私の意見は重要ではない。もし誰かがフットボールをしようと言ったら、私はフットボールをするだろう。私よりも賢い人がフットボールをすることができると言っているからだ。私がそういった決断をするわけではない。」と述べた。

クロップ監督は地球の至る所に存在するコロナウイルスに関する理解を示していませんが、地球が良い状態つまり健全で安全な地球を望んでいるとの自身の見解を示しました。

ライバルのファンたちが彼の回答を好み、クロップ監督が世界的な問題に関する自分の見解で、サポーターたちを一つにしたのはこれが初めてではありません。

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ブレグジットに関して

ブレグジット(イギリスのEU脱退)に関するクロップ監督のスタンスもその(サポーターを一つにした)一例です。

クロップ監督がイングランドに来たのは2015年11月。イギリスがEU脱退に関する国民投票を行ったちょうど8ヶ月前(2016年6月)。

政治家がブレグジットの議論をしていた時、多くのサッカー監督は4年以上も新聞や記事のヘッドラインを支配していた主題に関する質問を敬遠したり、避けてきました。ですがクロップ監督がブレグジットについて尋ねられた時、自分の気持ちを打ち明けることに躊躇しませんでした。

クロップ監督は「一度決定が下されれば、誰もそれを変えることができない。不完全なヨーロッパに残るか、そこから出て、誰もどのように機能するか分からない場所に行くかだ。」

「49%の人々はイギリスを変えようとするその決定に満足していない。もう一度それについて考え、正しい情報を持って再投票を行おう。それらの情報は明らかに正しくなかった。」と語った。

さらに「あなたは何を望んでいるのか?独りで不完全なシチュエーションにいるのか、非常に強力な集団の中の強力なパートナーの1人として不完全なシチュエーションにいるのか。」

「一般常識が大事だ。なぜならもしあなたが独りでいるなら、あなたは集団よりも弱いということを歴史が教えてくれるからだ。」

「私は今51歳だ(当時)。戦争を経験したことがない。我々は本当に恵まれた世代にいる。だが強力な仲間たちが一緒にいる限り、ヨーロッパが遥かに安全な場所になることを歴史が示してくれた。それは我々全員がしてきたことだ。問題は生じるが、一緒に解決すれば良い。」

「我々は素晴らしい環境で暮らしている。問題が生じたら解決をする。私は再び分裂し始めている状況が嫌いだ。もしフランスやイタリアもEUから脱退したら、脱退したいと考えている右翼が得をするだろう。」

「落ち着いて、協力し合って、知識のない人と右側の人(右翼)の意見を聞くのをやめよう。私は誰かが自分たちの地位を向上させるために、EU脱退を利用することを望まない。」と主張した。

右翼のイデオロギーとは反グローバリズム、排外主義、保護貿易主義です。つまりグローバル化や移民の受け入れ、自由貿易に反対することです。EUの政策と反対の意見を述べているのが右翼です。簡単に言えば、右翼はEUのしていることはおかしい。と思っている人々です。

プレミアリーグやその他の欧州のリーグを見ると分かりますが、ヨーロッパ国籍の選手の肌が黒いことが分かります。これは移民を受け入れた結果生じたことです。

そして彼ら(右翼)は移民を受け入れたせいで、富の偏在や社会保障の後退、労働環境の悪化を招いていると主張しグローバル化に反対しています。反グローバリズムです。

ですがジョンソン英首相は自由貿易協定をEUと締結する考えを示しています。日本の現与党の自由民主党も右翼ですが、TPP(環太平洋経済連携協定)などの自由貿易協定を結んでいます。保護貿易主義は時代にそぐわないものとなっています。ちなみに日本は移民・難民を全く受け入れていません。

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団結と政治について

保守政党(右派)が強さを示した12月の選挙後、クリスマスの前にクロップ監督は背筋がぞくぞくするメッセージをファンたちと共有しました。

「私は全ての人の幸せと平和なクリスマスを望んでいる。世界中には困難な時がある。多くの人々が我々を”一つにする“コミュニティや社会を探すのではなく、我々を”分割する”何かを探しているのは悲しいことだ。」

「我々にはそのような豊かな多様性を持つファンがいる。ドレッシングルームでは、肌の色や宗教的な信仰、性別、性質を表す何かを見ない。そこには、誰かが助けることができる友人やチームメイトがいる。」

「独りで活動するよりも、一緒に活動する方が、より良い集団的な経験をすることができる。我々はフットボールやリヴァプールFCの最大の価値を受け取るべきだ。そして我々が独りで地球上に住んでいないこと、独りで歩かないことや我々を取り巻く人々に愛やパッションを示すことによって、我々の存在が遥かに良くなることを思い出すと思う。」と主張した。

クロップ監督は度々、協力することと集団の強さや独りでいることの弱さについて語っています。さらにリヴァプールのドレッシングルームでは、選手全員がお互い協力し合っていることを示し、フットボールやリヴァプールに目を向けるべきだと言っています。

クロップ監督は自身の政治的信念を示しました。「もちろん私は左にいる。真ん中よりも左だ。私は福祉国家を信じている。富裕層の税率を低くする公約を掲げている政党には決して投票しないだろ。」と述べた。

クロップ監督の年俸は10億円くらいだと言われています。10億円も稼いでいれば少々所得税を上げられてもそこまで痛くはないでしょう。もし50%の税率がかけられても、5億円も残るわけですから。

死ぬまで働いても5億円を稼げる人はほとんどいません。クロップ監督それをたった1年で稼いでいます。「すごい!」と言わざるを得ません。

ちなみにEUは福祉国家を促進しようとしています。クロップ監督もEUの政策と同じ考えを持っているを思われます。反対に、右翼の人々は福祉排外主義の姿勢を示しています。福祉なんて不要だ。ということです。

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人種差別について

クロップ監督はモハメド・サラーに対する人種差別的なチャントがあった後、人種差別を強く非難しました。リヴァプールvsチェルシーの試合後に、イスラム教嫌悪のチャントがネット上を駆け巡った時、クロップ監督はサラーを罵った人々に対する永久追放を求めました。

クロップ監督はチェルシー側のそういった非社会的行為を許さない姿勢を称賛し、多文化的なコミュニティを受け入れない固定観念を持った人々を強く非難しました。

「絶対に起こるべきではないことの一例だ。吐き気がする。チェルシーやリヴァプールだけのことではない。ほんの少しの人だけがそんなこと(人種差別的な行為)をしているが、我々全員からのリアクションが強くなればなるほど、将来このようなことがなくなるのを促進するだろう。私の意見だが、もしそんなことをするなら、一生スタジアムに入るべきではない。」

「人種差別が起こるのは、自分が他人よりも価値があると思っている人がいるからだ。それは世界で最大の間違いだ。フットボールのコミュニティの一部として、私はこんなことを思っている人はフットボールに関わるべきではないと言える。」

「彼らがフットボールのコミュニティの一部であることは許されるべきではない。だが我々は誰かが再びこのようなことをするのを防ぐことができる。」と語った。

クロップ監督は人種差別に強い嫌悪感を示し、人種差別的な行為をする人はスタジアムに入ったり、フットボールに関わるべきではないと主張しました。

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信仰について

クロップ監督はキリスト教徒で、自身の信仰についてオープンに話してきました。「私は少し恥ずかしい話を始めなければならない。時々フットボールの外にいる人々がサッカー選手や監督を神か何かのように見ることが嫌だ。」

「キリスト教徒として、私はたった1柱の神を信じている。神はフットボールと全く関係がないと保証できる。真実は我々全員は絶えず失敗をすることだ。私が若い監督の時、多くの失敗をしてきた。」と語った。

サッカー選手や監督は多くの失敗を経験することから、彼らを神のように見るべきではないと主張しました。もし彼らが神様なら失敗なんてしないでしょう。世界最高のプレイヤー、メッシでも決定機を外すなどの失敗します。

我々日本人は”神の子“メッシと言うようにメッシを神格化したりしています。ですがキリスト教の人からしたら、神様はたった1柱しか存在しないわけですから、メッシを神様のように扱うことをクロップ監督は嫌っているようです。

さらにクロップ監督はチャンピオンズリーグ決勝の前に、マネやサラーがラマダーンの間に断食するイスラム教の習慣は問題がないと言いました。

「選手たちの断食は問題ない。私は彼らの宗教をリスペクトしている。彼らはいつも素晴らしく、断食しようがしまいが、最高のプレーをしてくれる。」

「サディオ・マネやモハメド・サラーがドレッシングルームに来る日がある。お祈りをするためだ。生活において、フットボールよりも重要なことが多くある。」と語った。

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メンタルヘルスについて

クロップ監督はメンタルヘルスの問題に触れ、選手たちのプライバシーを守る必要があると主張しました。「彼らが必要とするプライバシーを与えるべきだ。それについて話したり、聞くのをやめるべきだ。」

「もしサッカー選手ではなかったら、唯一の利点は誰もそれ(プライバシー)について聞かないことだ。だから気分が良い時に戻るのは簡単だ。フットボールや多くの人の目に触れる人に皆んな興味を持つが、私はそれを好まない。」

「助けたり、スマートフォンを取り出すのではなく、車の事故を見ているようだ。私は本当にそれが大っ嫌いだ。」

「私はエヴァートンが出来るだけ選手のプライベートを守るために、あらゆることをしていると確信している。それが彼らの役割で、最終的には全てが上手く行くだろう。これはスポーツ界だけではなく、世界に存在する問題だ。我々全員が知っているように、このようなことは起こりうる。」と語った。

まとめ


クロップ監督はこれまでコロナウイルスやブレグジット、人種差別や宗教的信仰、メンタルヘルスについて語ってきました。

ライバルチームのファンまでもクロップ監督の回答に関心を持ち、彼を好きになっていきました。クロップ監督は多くの監督が嫌う質問に対しても真摯に答え、多くの人を感動させてきました。

今回はサッカー以外のクロップ監督の考えや意見をまとめてみました。

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